投稿者 スレッド: 大気汚染濃度予測図  (参照数 693 回)

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大気汚染濃度予測図
« 投稿日:: 1月 31, 2013, 09:50:43 pm »
大気汚染濃度予測図

大気汚染粒子が中国から越境して流れていると報じられていますが、国立環境研究所の大気汚染予測システムで1時間単位の大気汚染濃度予測図を見ることが出来ます。項目は硫酸塩エアロゾル、光化学オキシダント、二酸化窒素の3つがあります。東アジアで硫酸塩エアロゾルとして設定してみるとよく分かると思います。
二酸化窒素は毎日18:00が最大で大都市(東京、大阪など)でかなり発生していますね。標準的には約0.027ppmとのこと。これは中国から流れているのではなく、国内の自動車のせいでしょう!

大気汚染粒子きょうから増加か 中国から越境?
http://kumanichi.com/news/local/main/20130131002.shtml
大気汚染濃度予測図 - 大気汚染予測システム|環境GIS | 環境展望台:国立環境研究所 環境情報メディア
http://envgis5.nies.go.jp/osenyosoku/monitor/
大気汚染濃度予測図 - 大気汚染予測システム|国立環境研究所 環境情報メディア
http://envgis5.nies.go.jp/osenyosoku/monitor/mainmap
東アジア域の黄砂・大気汚染物質分布予測
http://www-cfors.nies.go.jp/~cfors/index-j.html

硫酸塩エアロゾル
硫酸塩エアロゾルとは、二酸化硫黄が大気中で化合したエアロゾルです。
 中国の工場で、中国産の石炭(硫黄分などの有害物質が多い)を燃焼させることで、二酸化硫黄を発生させています。その他、集合住宅のボイラーや各家庭(石炭ストーブなど)からも発生します。ですから、寒い時期に多くなります。そのため、工場が休みになる旧正月の間も、各家庭から発生するので、発生量は減りません。
光化学オキシダント
光化学オキシダントは、窒素酸化物と炭化水素とが光化学反応を起こし生じる、オゾンやパーオキシアシルナイトレートなどの酸化性物質の総称である。オキシダントは酸化剤の略。 強力な酸化作用を持ち健康被害を引き起こす大気汚染物質であり、光化学スモッグの原因となる。
二酸化窒素
二酸化窒素は、NO2 という組成をもつ窒素酸化物で、赤褐色の気体または液体である。窒素の酸化数は+4。窒素と酸素の混合気体に電気火花を飛ばすと生成する。環境汚染の大きな要因となっている化合物である。赤煙硝酸の赤色は二酸化窒素の色に由来している。大気中の濃度は、約0.027ppm。

横浜市 環境創造局 環境監視センター :横浜市の環境監視データのトップメニュー
http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/mamoru/kanshi/#ONLINE
« 最終編集: 1月 31, 2013, 11:56:55 pm by admin »