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Messages - admin

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20170807 報道するラジオ「大阪に投下された“模擬原爆”とは」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=v3Fjh_ksvkM&feature=em-uploademail

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本に出会う / 天皇の刺客
« 投稿日:: 8月 12, 2017, 04:59:05 pm »
書名:天皇の刺客
著者:澤田 ふじ子
発行所:徳間書店
発行年月日:2013/4/30
ページ:611頁
定価:2,000 円+税

舞台は江戸後期(維新の70年ほど前)の京都。内憂外患の波が押し寄せる時代。
朱子学には「主君には忠・忠義、親には孝行」というのがある。明智光秀の主
殺し、秀吉の織田家の乗っ取り、など見てきた徳川家康は主君には忠・忠義を
前面に、朱子学を奨励した。そして紀州徳川、尾張徳川は将軍家の後継。万が
一天皇家と相争うことがあったら徳川が滅びないように水戸徳川には天皇家に
つけと。また自身を神に東照宮を作り、徳川家が存続するように考えた。完璧
だと思われていたこの朱子学には大きな矛盾があった。

主君とは誰か?将軍家(徳川はそう考えていた)、でも1800年頃から幕府の財
政破綻、暮らしも悪くなってくると主君?徳川は覇者(奪い取った)では、王
者は1000年以上も続いている天皇家ではと考え始める人たちが出てきた。中国
では覇者が政権を取ってもいい。徳があれば。という考え方。でも幕末の日本
では徳川は覇者ではないか?
本当の主君は天皇家。尊皇という思想が出てきた。

この物語は1800頃が舞台。幕閣は尊王思想を増長させる『日本書紀』を秘かに
焼き尽くす計画を進めていた。刷り師、彫り師、版木などを取り締まって中に
は版元などをつぶしたり、市中に出回る『日本書紀』を焼いてしまったりして
いた。これはお庭者(隠密)が密かに動いていた。しかし草莽の志を抱く植松
頼助・猿投十四郎たち一団はそれを阻止すべく、天皇の功績を北前船で刷り物
にして湊々で頒布することを始めた。尊王の志士たちと幕府隠密たちとの熾烈
な戦いがはじまった。そんな時代の物語

澤田ふじ子の小説は冗長系が多くて、ページ数ばかり多い。直接関係ないこと
の説明など延々と始めてしまう。それはそれで面白いのですが、何となくすっ
きりしない。読み終わっても何が言いたかったの?という感じがします。これ
もその1つです。原稿を手書きではなくパソコンで書くようになってきたので
そんな作家が多くなったのかも?推敲が甘い、書き殴ってそのまま出版という
手抜きが感じられる。もう少し練って欲しい感じがする。

天皇の刺客 澤田ふじ子著 今日的テーマ、力強く :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO55023080U3A510C1NNK001/

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本に出会う / 「司馬遼太郎」で学ぶ日本史
« 投稿日:: 8月 12, 2017, 04:24:41 pm »
書名:「司馬遼太郎」で学ぶ日本史
著者:磯田 道文
発行所:NHK出版
発行年月日:2017/5/10
ページ:187頁
定価:780 円+税

歴史学者が論じてこなかった「司馬遼太郎」を、歴史家磯田道文が論じている。
『太平記』の作者である小島法師、頼山陽、徳富蘇峰と並ぶ、日本人の歴史観
に強い影響を与える歴史学者であると。司馬遼太郎のことを「歴史をつくる歴
史学者」司馬遼太郎の歴史観を司馬史観と呼ばれている。戦国時代の下克上を
描いた「国盗り物語」、幕末の転換期「竜馬が行く」明治の大村益次郎を描い
た「花神」、秋山好古、真之を描いた「坂の上の雲」、「峠」などを題材に司
馬遼太郎の視点を分析している。でも司馬さんが小説に描かなかった「鬼胎(
きたい)の時代」(昭和前期)とは何だったのか-。自分の戦争体験からか、
昭和前期は決して描いていない。

乃木希典(203高地)を無能な将軍の頃から段々日本人の病いである「前例主
義」、合理主義、リアリズムが消えて、精神主義が台頭して、集団的に一方向
に進んでしまった。統帥権という化け物を明治の頃は元老が押さえていたが、
昭和に入ると西園寺公望しか元老は残っていなかった。三権分立の外部に統帥
権、そしてそれは天皇の権限もない。軍の独断で何でも出来た時代。これは明
治時代に軍隊、制度をプロシア(ドイツ)に、明治時代に確立した制度、仕組
みの中に腐敗構造を持っていた。昭和前期にその悪いところが出てきて、戦争
に突入、敗戦となった。
でも長い長い目でくると当時戦勝国といわれた国々、本当に勝ったのか?また
敗戦国は本当に負けたのか?どちらとも言えないのでは?多くの犠牲を払って
やるほど価値あることだったのか?

これからも合理主義、リアリズムの視点から判断していかないととんでもない
方向に集団で導かれてしまう。日本は神国、装備がなくてもやる気さえあれば。
一生懸命やればとか気を付けないといけない資質を持った日本人という事を自
覚すること。勇ましいのが賞賛されてくるときは気をつけないと。「西郷どん
に伝えておくれ、勝は臆病で、心配で仕方ないのだ」と。これは江戸無血開城
の交渉前、薩摩の益満に伝言した。威勢の良いとき、臆病だといえる勇気を持
とう。著者の視点で「司馬遼太郎」を分析紹介している。「司馬遼太郎」を読
む1つの案内書です。



本書より
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戦国時代の下剋上、幕末維新の大転換、明治から昭和への連続と断絶……歴史
のパターンが見えてくる
当代一の歴史家が、日本人の歴史観に最も影響を与えた国民作家に真正面から
挑む。戦国時代に日本社会の起源があるとはどういうことか? なぜ「徳川の
平和」は破られなくてはならなかったのか? 明治と昭和は本当に断絶してい
たのか? 司馬文学の豊穣な世界から「歴史の本質」を鮮やかに浮かび上がら
せた決定版。

序 章 司馬遼太郎という視点
第一章 戦国時代は何を生み出したのか
第二章 幕末という大転換点
第三章 明治の「理想」はいかに実ったか
第四章 「鬼胎の時代」の謎に迫る
終 章 二一世紀に生きる私たちへ


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ソフトウェア / PDF文書を軽快に閲覧できるビューワー「MuPDF」
« 投稿日:: 8月 12, 2017, 03:48:10 pm »
シンプル過ぎる!! 超軽量なPDFリーダー高速起動で閲覧が可能 『MuPDF』 | PCあれこれ探索
http://pc.mogeringo.com/archives/42344
【レビュー】PDF文書を軽快に閲覧できるビューワー「MuPDF」 - 窓の杜
http://forest.watch.impress.co.jp/docs/review/639246.html

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運動で健康になると信じる人の大いなる誤解 | 健康 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
http://toyokeizai.net/articles/-/183630

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都内から続々移住、築50年郊外団地のヒミツ | 三浦展の研究ノート「街を読む、データを歩く」 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
http://toyokeizai.net/articles/-/183343

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8月11日「山の日」とは一体何をする日なのか | 政策 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
http://toyokeizai.net/articles/-/184141

34868
安倍政権の北朝鮮制裁 トランプと「完全に一致」の危うさ|政治|ニュース|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/211301

34869
PAC3も配備 米朝緊迫で国民の不安煽る安倍政権の罪深さ|政治|ニュース|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/211375

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高橋洋一、岸博幸、原英史…加計問題を「岩盤規制突破」と正当化する安倍応援団が裏で“特区コンサル”企業に協力していた|LITERA/リテラ
http://lite-ra.com/2017/08/post-3382.html

34871
偽ニュースはアメリカ・マスコミのおはこ: マスコミに載らない海外記事
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-2dfc.html

34872
2017年版『渚にて』戦争の手招き: マスコミに載らない海外記事
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/2017-k-c3bc.html

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人間をマシンに…安倍政権「人づくり革命」の露骨な魂胆|政治|ニュース|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/211300

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旧日本軍はこうして日米開戦の「熱狂」を作り上げた(一之瀬 俊也) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52355

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「アメリカが最も恐れた沖縄の男」瀬長亀次郎の一生涯(佐古 忠彦) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52554

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